断捨離で思い出の品とサヨナラするために考えるべきこと

今は多くの方が断捨離を実践しています。
ただ、そういった中でも思い出の品には悩まされているのではないでしょうか?
実際に、「思い出が詰まってるし……」という理由でものを捨てられなかったり処分できなかったりする方は少なくありません。
ですが、思い出の品とサヨナラできないのであれば、本当の意味で断捨離ができているとは言えないかもしれません。ここでは、断捨離で思い出の品とサヨナラするために考えるべきことについてご紹介していきたいと思います。
目次
本当に思い出の品なのかを改めて考えてみる
多くの方が「思い出の品」「思い出の品」と口にするものですが、本当にそれが思い出の品なのかを改めて考えてみましょう。
周りの人が「思い出の品だね」と言ったから、それが自分の中で思い出の品になっているということもあるのです。要は、思い出の品であってもよくよく考えてみるとそこまでの思い出がないこともあるのです。
仮に自分にとっての思い出の品であったとしても、人の記憶というのは都合よく改ざんされていることも少なくありません。
冷静になって思い出してみると、その後に実は嫌なことがあったということもあるかもしれないのです。
自分で思い出の品と思い込んでいるだけであって、実際には「思い出の品」と呼ぶには程遠いものであったり、逆に縁起の悪そうなものであったりすることもあるのです。
思い出の品を処分することへのネガティブなイメージを捨てる
おそらく多くの方が漠然と「思い出の品を捨てるなんて縁起でもない」「思い出の品を捨てるなんて冷たい人」「思い出の品を捨てるなんて薄情」といったネガティブなイメージを持っているのではないでしょうか?
思い出の品を処分することへのネガティブなイメージがあるからこそ、思い出の品を捨てられないという方も多いのです。
ただ、冷静になって考えてみると思い出というのはキリがありません。思い出ごとに思い出の品を残していったのでは、人は皆ものにまみれて生きていくことになります。
結局のところ、思い出の品といってもものでしかありません。ものはものでいつか寿命が来るものですし、いつかは処分しなければいけなくなるものなのです。
思い出の品が今の自分にプラスになっているのかを考える
今手元に思い出の品があるとして、それがあることによって今の自分にプラスになっているのかも考えてみましょう。
もちろん、心の支えになることもあるでしょうし、ときには懐かしい気持ちにさせてくれるかもしれません。ただ、それは他のものでも代用が可能であることが多いのです。
改めて考えてみると、たまにしか取り出さないのにかなりの収納スペースを使っているといったこともあるでしょう。
たまにしか取り出さないものが本当に大切なものと言えるのかという部分もありますし、思い出に浸るために収納スペースを使っているのは建設的とは言えません。
思い出の品とサヨナラできるからこその解放感がある
思い出の品というのは、断捨離におけるラスボスのような存在です。だからこそ、思い出の品とサヨナラすることができれば、かなりの解放感を得られます。こればかりは実際に体感してみないとわからないでしょう。
単純に部屋がスッキリするだけではなく、気持ちまでスッキリするのです。ものに縛られない生き方を実践することができますし、それが人間として本来あるべき姿と言えるのかもしれません。