狭い部屋の収納アイデア

狭い部屋というと、それだけでがっかりしてしまうという方も多いのではないでしょうか?特に、立地がいいと狭い部屋でもびっくりするくらいの家賃になるものです。
ただ、住まいに関しては予算というものもありますし、狭い部屋で我慢しなければいけないということも当然出てきます。しかしながら、「住めば都」という表現もあります。
実際に、受け入れがたいほどに狭い部屋であっても収納アイデアによっては快適な住まいに仕上げることができるのです。
押し入れに突っ張り棒
どのような間取りになっているのかにもよりますが、基本的に大なり小なりの押し入れはあるかと思います。ただ、この押し入れというのがなかなか有効活用しにくいものなのです。
というのも、荷物をそのまま積み重ねていくと取り出しにくくなっていきますし、取り出しやすさを考えると上の空間があいてしまうのです。スペースがあるのに活用できないということほどもどかしいことはありません。
だからこそ、押し入れに突っ張り棒を使いましょう。突っ張り棒が1本あるだけでも押し入れの使い勝手というのは大きく違ってくるものです。例えば、
押し入れの上のほうに突っ張り棒を使うだけで、押し入れがクローゼットになります。突っ張り棒にハンガーをかければいろいろなものを収納できるようになりますし、取り出しやすくもなります。
最近の突っ張り棒というのは思っている以上に進化していますので、突っ張り棒をいくつか使うことによって簡易的な棚を作ることもできます。
DIYよりも簡単ですし、不要になったときにはすぐに取り外すことができます。初心者でも取り入れやすいアイデアと言えるでしょう。
ちなみに、突っ張り棒といっても今はいろいろな形状のものがあります。価格帯もさまざまです。
もっとも身近なものが100円ショップで購入できる突っ張り棒ですが、耐えられる重量にも限りがあります。もしある程度の重量のものを乗せたり引っかけたりする予定があるなら、ちょっとお高くなっても重量に耐えられる突っ張り棒を用意してほうがいいかもしれません。
収納付きの家具を選ぶ
狭い部屋でもミニマリストでない限り、最低限の家具はそろえることになるかと思います。狭い部屋で収納スペースがあまり期待できたいのであれば、最初から収納付きの家具を選ぶようにしてみましょう。家具と同時に収納スペースも確保できるので、まさに一石二鳥です。
例えば、収納付きのベッドや収納付きのテーブル、収納付きのソファ……意外に収納付きの家具というのは多いのです。本棚やラックなど最初から収納目的の家具を用意しなくとも、収納付きの家具で足りる可能性も十分にあります。
壁を活用する
狭い部屋の収納アイデアとしては、壁の活用というのもポイントになってきます。というのも、いくら狭い部屋であっても壁というのはある程度の面積があるはずなのです。
だからこそ、そこにフックを付けたり棚を作ったりすることによって収納スペースというのはぐっと広がるのです。
壁をうまく活用することができれば、床にものを置く必要はなくなります。
床にものが置いてあるかどうかは部屋の広さの体感を大きく左右してきます。もちろん、壁にものがありすぎるのもいけませんが、壁をうまく活用して少しでも部屋が広く感じられるように工夫していきたいものです。