リビングの収納シリーズ④ 見せる収納で気持ちよく

あなたは「見せる収納」得意ですか?
全てが収納されている部屋は見ている分には綺麗ですが、使いたいときにモノが取り出しにくいといった弊害が起こりがちですよね。
また、いくらインテリアにこだわっても、収納がきちんとできていないと散らかっている印象になってしまいます。
ではどうすれば良いのか・・・?
そんな時に役立つのが「見せる収納」です。
今回は、スッキリきれいに収納されつつ、オシャレに見せて実用的な「見せる収納」のポイントをご紹介します!
オシャレに見せて実用的な「見せる収納」のポイント
① 見せる、見せないを使い分ける
“見せる”収納といっても、すべての物を公開する必要はありません。モノによって隠す収納も混ぜておくのが上手に見せるコツです。
隠すものとしては、細かくゴチャっとした印象を与えがちなモノが中心となります。例えば文房具などの小物がそうで、そういったものカゴに入れてしまい“見せない”収納にすると整理された美しさを創ることが出来ます。
逆に、形が統一された複数のものやデザイン性のあるものは見せる収納でオシャレ空間を演出しましょう。
例えば棚に物を並べる場合、隙間もないほどに敷き詰めるのではなくインテリアとして見栄えの良い小物をところどころに配置し、それ以外は見せない収納とすることでお店のディスプレイのような空間を創ることができます。
② 下を重く、上を軽く
全体のバランスという点では、なるべく上方は物を少なく・軽く・明るくしておき、下方は隙間を少なく・重いもの・地味な色のものにすると落ち着いた雰囲気が生まれます。(これは③地震対策にも繋がります)
棚以外にも有孔ボードを壁に設置して、フックで物を吊り下げるというやり方もあります。
フックを付ける位置によって見た目が変わり、気分次第でアレンジが可能な方法です。
③ 地震対策
見せる収納をすると一つ困ったことがあります。それは、地震が起きたときには皿や花瓶などが落ちて割れてしまう危険性があることです。かといって紐や鎖を使えば見せる収納として無骨です。
ですから、見た目にはわからないけれども、振動を抑える方法として耐震ジェルマットを敷いたり、美術館などで使われるミュージアムジェルを下に塗ってみたりすると良いです。
ミュージアムジェルは水飴のように柔らかい素材で、どのような形にもなり、ある程度の揺れであれば物は落ちなくなります。
リビングは来客があったりして、実用性とデザイン面を両立しなければならない難しい場所です。
以上3つのポイントを意識すれば“見せる収納“は格段に良くなります。
ぜひ、過ごしやすい空間を創っていってくださいね!