おいしい料理をつくるために!
キッチン用品のかしこい収納方法

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収納名人

「家事」とひとくくりにしてしまえば、ただの日課となってしまいますが、こだわればこだわるほど奥が深い料理の世界。

なかには、プロの料理人も顔負けの料理グッズを保持して、趣味の延長として楽しんでいる人もいます。
楽しみながら料理をすることによって、日頃のストレスが解消されるということも。
ただ、キッチンの収納には限界があるもの。
そこで、キッチン用品を上手に収納し、活用できるワザをご紹介しましょう。

おいしい料理をつくる方法

おいしい料理を食べたい。だれもがそのように考えていると思います。
しかし、そんなおいしい料理をつくってくれる人がいなければ、食べることはできません。
料理のプロがつくっても、個々人に味覚の差があるために、必ずしもおいしいと感じられるかどうかは限らないのです。また、お金もかかってしまいます。

そこで、もっとも手っ取り早いのは、家庭内でおいしい料理をつくる工夫をすることでしょう。
もちろん、自分でつくってもいいのですが、得意な方がいれば、その人にまかせてしまうというのもいいでしょう。男女問わず、料理が得意な人はいます。
まずは、家庭における料理について、考えてみましょう。

意欲を高めてくれるキッチン用品

とくに注目したいのは「キッチン用品」です。
料理は、気持ちがこもっていたほうがおいしくつくれる傾向があります。
気持ちをこめるためには、つくっている本人が楽しんでいなければなりません。
「仕方がないから……」「めんどうくさいなぁ……」。
そのように考えながら料理をしていて、おいしい食事ができると思いますか?

そういった、気持ちの面を支えてくれるのが料理グッズなのです。
お気に入りの包丁、使いやすいまな板、質の高いフライパン、あるいは調理への意欲がわいてくる鍋などがあれば、それだけで料理に対する姿勢は前向きなものとなるでしょう。
気持ちが入ることによって、自然と味にも影響があらわれます。

キッチン用品のメンテナンス方法

そうは言っても、わざわざキッチン用品を新しく購入する必要はありません。
現在、使用しているものを適切にメンテナンスするだけでも、愛着は高まります。
道具への愛が料理への愛。

まずは、キッチン用品のメンテナンス方法を確認しておきましょう。

包丁とまな板

調理グッズの代表格である「包丁」と「まな板」。
食材を切るには、この2つがなければはじまりません。
しかし、メンテナンスをおこたると、すぐに傷んでしまうのもこの2つです。
包丁は、使用後に水分を拭き取り、定期的に砥石で研ぐこと。
そしてまな板は、使用後によく洗い、きちんと乾かしておくことが大切です。
また夏場などは、熱湯などで殺菌消毒しておくといいでしょう。

フライパン、鍋類

食材を煮る・焼く際に活躍するのが「フライパン」および「鍋類」です。
それぞれ種類はさまざまですが、いずれにしても使用前と使用後に手入れをすることが大切です。
フライパンの場合は、よく熱してから使うこと。
また、使用後に油を落とし過ぎないことが長持ちのポイントです。
鍋類の手入れに関しては、使用後、なるべくすぐにスポンジで洗うようにしましょう。

その他の小物類

その他の小物類についてはいかがでしょうか。
あると便利なのが「菜箸」や「おたま」、あるいは「計量カップ」「ピーラー」「うろことり」などです。
使用頻度はそれぞれマチマチですが、手入れに関しては差が生じないようにしましょう。
とくに、長期間使っていないものがあれば、定期的に掃除してあげることが大切です。
ホコリなどがかかりにくい場所にしまうのも効果的でしょう。

「手際」を考慮することが大事

キッチン用品までこだわるようになると、少しずつ料理が楽しく感じられるようになります。
最初のうちは、100円ショップなどに売っているものを活用してみて、料理の手際をあげる努力をしてみてください。
そのうえで、こだわりたいグッズがあれば、専門店で購入してみるといいでしょう。
お金をかければ、それだけいい物が手に入る可能性も高まります。

また、似たような調理器具でも、機能性が異なるものもたくさんあります。
たとえば包丁でも、万能な「出刃包丁」や、魚をさばくのに最適な「刺身包丁」、小型の「果物ナイフ」などがあります。
自分がどのような料理をよくつくるのか、あるいはこれからどんな料理に挑戦したいのかを考えつつ、最適な道具選びをしてみてください。
詳しいメンテナンス方法は、購入先でも聞くことができます。

キッチングッズの収納テクニック

さて、キッチングッズにこだわるようになると、気になるのが収納です。
とくに、食器などが多くあるご家庭では、なかなか調理器具を置くスペースが確保できないもの。
そこで、「キッチングッズを収納する際のポイントおよび注意点」についてご紹介しましょう。

高さを利用する


食器棚や戸棚は、収納できる量に限りがあります。
ただ横に並べてしまえば、スペースが足りなくなってしまうのもムリはありません。
そこで、高さを利用するようにしましょう。

たとえば鍋を収納する際に、そのうえで網棚を設置するなどして、空間をうまく活用するのです。
そうすることによって、空きスペースを有効に使うことができます。

空間を大切に

また、使われていない空間にも注目してみましょう。
たとえば調理台のそばにある壁。おたまやざるを設置するのに最適です。
壁に取付けられるフックがあれば、積極的に使っていきましょう。
よく使うものから順にセッティングしていけば、調理もしやすくなります。
自分がどのように動くのかを把握して、設置場所にも気を使いましょう。

収納できないものはトランクルームへ

その他、普段は利用しない調理器具もあります。
たとえば、バーベキューで使用するガス台や七輪、冬にしか使わない土鍋やカセットコンロ、正月のおせちで使う重箱、餅つきをする家庭であれば臼や杵もあるかもしれません。
そういった使用頻度が限られているものは、ぜひ、トランクルームに収納しましょう。
そうすることで、キッチンをより広く活用できるはずです。

まとめ

まずは道具からこだわってみること。「めんどくさい」「やりたくない」を「好き」「楽しい」にするための基本です。
料理もまた同じです。普段、何気なく使っている調理器具について、この機会にじっくりと考えてみてください。食事をもっと楽しめるようになれば、家族の絆も深まり、生活がより豊かなものになるかもしれません。

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